この場合は施術ができません!

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なかにし
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こんにちは.

なかにし筋膜整体です。

当院では、筋膜を整えることで根本から身体のバランスを調整する施術を行っています。

ですが、すべての方に施術ができるわけではありません。

お身体の状態によっては、施術をお断りしたり、医療機関での受診を優先していただく場合もあります。

この記事では、施術ができないケースや注意が必要なケースについてご説明しています。

安心して施術を受けていただくために、一度ご確認いただけますと幸いです。

【施術ができないケース】

急なケガや外傷がある場合は、施術をお受けできないことがあります。

骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れなどがこれにあたります。

転倒やスポーツ中などに突然起こることがあり、痛みが出てから3日以内の「急性期」は特に注意が必要です。

この時期は炎症が強く、腫れ・熱感・激しい痛みなどの症状が現れることが多いため、無理に整体を行うと悪化したり、治りが遅くなることがあります。

まずは整形外科などの医療機関を受診し、適切な処置を受けることが大切です。

整体は、炎症症状が落ち着いてからご検討ください。

【施術に注意が必要なケース】

ぎっくり腰(急性腰痛)や寝違え(急性頸部痛)など、急に起こる痛みも注意が必要です。

発症から1~3日ほどの「炎症期」は、炎症や筋肉の緊張が強く、患部に触れることで痛みが悪化したり、回復が遅れることがあります。

当院ではこうした症状に対して、炎症を広げないよう患部には直接触れず、まわりの筋膜や全身の緊張をやさしく整える施術を行います。

また、痛みの経過や体の動きなどをしっかり確認しながら、施術の可否や内容を丁寧に判断しています。

状態によっては施術を控え、ご自宅での安静や医療機関の受診をおすすめする場合もあります。

ご心配な方は、お気軽にご相談ください。

【筋膜への介入で効果が期待できないケース】

当院では筋膜へのアプローチを通じて、お身体の不調や痛みを整えていく施術を行っています。

しかし、すべての症状が筋膜由来とは限らず、効果が出にくい場合もあります。

たとえば、「神経の圧迫」「血管のトラブル」「関節や靭帯の損傷」などが原因である場合、病院での診断と治療が必要になることもあります。

実際に、当院で症状を伺った方に医療機関の受診をおすすめした結果、手術が必要なレベルの「脊柱管狭窄症」や「心疾患」と診断されたケースもあります。

当院の施術者は理学療法士としての臨床経験があり、入院患者様へのリハビリも行ってきましたので、こうした重大なサインにもいち早く気づくことができます。

「いつもと違う痛み」「なんとなく気になる症状」がある場合も、まずは遠慮なくご相談ください。

【安全な施術のためのカウンセリング】

なかにし筋膜整体では、皆様に安心して施術を受けていただけるよう、初回のカウンセリングを大切にしています。

施術前に以下のようなことを丁寧にお伺いし、お身体の状態を総合的に確認します。

✅現在の体調や気になる症状の有無

✅過去の病気やケガ(既往歴)について

✅医師の診断を受けているかどうか

✅現在治療中の病気があるかどうか

これらの情報は、安全な施術の判断に欠かせません。

少しでも気になることがあれば、どうぞ遠慮なくお伝えください。

必要に応じて医療機関への受診を優先していただくなど、安心・安全な施術を提供してまいります。

【整体は「やらない判断」も大切です】

当院では、「筋膜の調整を通して、自分らしく動ける身体づくり」をサポートしたいと考えています。

そのためには、施術を無理に行わず、「やらない判断」が必要になることもあります

整体がすべての不調に対応できるわけではありません。

施術よりも医療機関での受診が適切と判断した場合は、しっかりとご案内いたします。

「整体を受けても大丈夫かな?」と迷われたときは、お気軽にご相談ください。

誠実な判断と対応を通して、安心・信頼できる整体院でありたいと、私は考えています。