健康寿命を延ばすための整体のすすめ!

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近年、医療技術の進歩によって日本人の平均寿命はどんどん延びています。

しかし、「長生き=健康」ではありません。

実際に、多くの高齢者が体の不調や寝たきりによって、人生の後半を思うように過ごせないという現実があります。

病院では骨折や脳卒中など「目に見える症状」には対応してくれますが、それ以外の体の違和感や慢性的な疲れ、不調は「年のせい」として片付けられがちです。

そこで重要になるのが、自分自身で体をケアする「予防」という視点です。

本記事では、長生きによって起こる「リスク」にどう備え、整体がどのように健康寿命を延ばす助けとなるのかを解説します。

【病院では見逃される「未病」のサイン】

病院での診察は基本的に「数値や画像に現れた異常」に対して行われます。

たとえば、骨折や内臓の病変、血液の異常値などが代表的です。

しかし、現代人の多くが悩まされている「肩こり」「慢性的な腰の重だるさ」「頭痛」「足のむくみ」などの症状は、明確な異常が見つからない限り、「年齢のせいですね」「しばらく様子を見ましょう」と言われがちです。

また、実際に薬を処方されたとしても、痛み止めや湿布、ビタミン剤など「対症療法」にとどまり、根本的な改善には至らないケースがほとんどです。

中には「気のせい」「ストレスでしょう」と言われ、心身ともに疲弊してしまう方もいます。

しかし、整体の考え方はまったく異なります。

整体では、筋肉や関節の使い方、姿勢の歪み、骨盤や背骨のバランスの乱れに注目します。

たとえば、座る姿勢が悪いことで骨盤が傾き、腰痛につながることもありますし、片足重心のクセが長年続くことで肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。

こういった不調の原因を突き止め、適切な手技によって体のバランスを整えていくのが整体の特徴です。

つまり、まだ病気とは診断されない「未病」の段階でケアすることで、将来的な重大疾患や障害を予防できる可能性が高まるのです。

これは「体を整えることで未来の健康を守る」という、まさに予防医学の考え方と合致しています。

【自分の足で歩ける人生を目指すために】

日本では、平均寿命と健康寿命(介護や医療に頼らずに生活できる期間)との間に、約10年の差があると言われています。

つまり、多くの人が人生の最後の10年間を、何らかの不自由を抱えながら生きているということです。

その中でも、要介護の大きな要因となっているのが「転倒による骨折」や「筋力の衰えによる歩行困難」です。

年齢を重ねると筋力や柔軟性が低下し、ちょっとした段差やつまずきが命取りになることもあります。

整体では、筋肉の緊張をゆるめ、関節の可動域を広げることで、体の動きやバランス能力を高めることができます。

柔軟な体は、転倒しにくくなるだけでなく、疲れにくい体をつくるためにも欠かせません。

また、姿勢が整うことで内臓への負担が減り、消化吸収や呼吸の質も向上します。

さらに、体が軽くなることで外出の意欲も高まり、社会とのつながりや人との交流も増えることで、うつや認知症の予防にもつながるのです。

「ただ長生きするだけではなく、自分の足で歩き続ける人生」を送るためには、整体を取り入れた身体のメンテナンスが大きな助けになるのです。

【セルフケア+整体=最高の予防策】

整体に通うだけで満足してしまうのではなく、日々の生活の中でも自分で体をケアしていく姿勢が大切です。

しかし、インターネットや動画で見かけたストレッチを自己流で試して、かえって痛みを悪化させてしまったという話もよくあります。

だからこそ、整体師のアドバイスのもと、自分に合ったセルフケアを取り入れることが重要です。

整体師は、施術だけでなく、生活習慣や姿勢、体の使い方に合わせたオーダーメイドのセルフケア法を提案してくれます。

たとえば、「腰に負担をかけない寝起きの仕方」「骨盤を立てた正しい座り方」「膝にやさしいスクワットの仕方」など、日常生活の中での動作ひとつひとつに意識を向けるだけで、体への負担は大きく変わります。

このように、整体とセルフケアを組み合わせることで、「ケガや病気にならない体づくり」という予防の視点が強化され、長期的に健康を維持することが可能になります。

【まとめ】

ただ寿命が延びるだけでなく、「自分らしく、元気に長生きすること!」。

これが、これからの時代に求められる生き方です。

そのためには、早いうちからの予防が重要であり、整体はそのための心強いサポートになります。

今のうちから「未病」に気づき、整える習慣を身につけることが、将来の不調を未然に防ぎ、健康で豊かな人生をつくるカギとなります。

人生100年時代を、笑顔と活力で過ごすために、整体による体づくりを今日から始めてみませんか?