この記事で使う「サビ」という言葉は、「体の動かなくなっているところ」という意味です。
年を重ねるごとに、体はだんだんとサビていきます。その結果、体のあちこちに問題が起きていき、最終的に慢性痛や関節の変形などを引き起こしていきます。
そのため健康な体を維持していくためには、定期的に体をメンテナンスすることが必要になります。
この記事では、体の「サビ」の正体とメンテナンス方法についてお伝えします。
車のメンテナンス(車検)は2~3年に一度行っているのに、体のメンテナンスは全くやっていない…という方は、大変なことになる前に、この記事をぜひ一読してください。
【体がサビていませんか?】
体がサビてしまうと、サビている周りの筋肉や関節は動かしにくくなります。
すると体は動かないところを補うために、他のところを頑張らせて動くようになります=これを代償といいます。
若いうちは1か所サビても、さほど問題はありません。
しかし年を重ねるごとにサビるところが増えていくと、体は補いきれなくなり破綻します。
頑張って動いていたところが破綻すると「疼痛」となり、それを放置することで「慢性時痛」となります。それでもほっておくと「関節は変形」していき、どうしようもなくなってしまうと「手術」が必要になることがあります。
そのため健康な体を維持したければ、体を定期的にメンテナンスしてサビを落とす必要があります。
【体のサビの正体】
体の「サビ」の正体は、筋膜の硬くなっているところです。筋膜が硬くなることで、体のあちらこちらに問題が起きるようになります。
筋膜は全身を包んでいる膜であり、全身タイツをイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
筋膜の役割は、個々の筋肉・骨・内臓などを包み込み、所定の位置に固定したり、摩擦が起こらないようにする役割があります。
筋膜は一度硬くなってしまうと、ずっと体に残り続けてしまいます。
そのため硬くなった筋膜をほぐして滑りを良くするためには、適切なアプローチが必要になります。
【体のサビの取り方】
サビを取るということは、硬くなっている筋膜をほぐして滑りを良くすることです。
具体的なサビを取る手順としては、筋膜の硬くなっているところを直接ほぐし、筋膜の滑りを良くしていきます。そして、その関節周辺のストレッチや筋トレを行っていきます。
ただし、筋膜の硬くなっているところを探すのは非常に難しいです。
慢性痛が起きるメカニズムとしては、「サビる(筋膜が硬くなる)→サビたところが動かなくなる→代わりに頑張って動くところができる(代償)→頑張りすぎて悲鳴を上げる→破綻して痛みが出続けるようになる(慢性痛)」です。
慢性痛になる過程からわかる通り、慢性的に痛い部位=サビている部位ではないです。
そのため慢性痛の場合は、痛い部位をほぐしても根本的に解決することができません。
【慢性痛でお悩みならば当サロンへお越しください】
なかにし筋膜整体では、体の「サビ」をとることに特化した施術を行っています。
利用者様に問診→検査→評価→施術→再評価を行っていき、痛みの根本原因である筋膜の硬くなっているところに対して施術を行い、症状改善へ導いていきます。
その後、利用者様一人一人に合ったストレッチや筋トレを提案させていただき、健康な状態を維持してもらえるようサポートしていきます。
もし慢性的な痛みにお悩みであれば、ぜひ当サロンにお越しいただき筋膜施術をお試しください。